4時間を超えるロングゲームとなったWBC日本-韓国戦から一夜明けたきょう、関東地方は最高気温20℃超と5月並のポカポカ陽気。
せっかくの野球日和だからと、ハマスタへオープン戦取材に行ってきました。
きょうの相手は中日で、このオフにはDeNAとの間で選手3人の往来があった。
細川成也が現役ドラフトで、砂田毅樹がトレードでDeNAから中日へ移籍し、その砂田との交換で京田陽太が中日からDeNAへ。
試合前の練習中には、京田が中日の選手と、細川がDeNAの選手と旧交を温めている場面が見られました。
ただ、この両チーム、練習用ユニホームの色が同じブルーなので、選手が入り混じると、一瞬、どっちがどっちだかわからなくなってしまいますね。
きょう一番の目当ては、DeNAの先発投手、2021年秋のドラフト1位で市立和歌山高校から入団して2年目の小園健太(20歳)。
入団時から右の本格派と評価されながら、大事に育てたい球団と首脳陣の方針により、昨季はリリーフで3試合4回3分の1しか登板していない。
先発はきょうがプロ初めてとあり、三浦監督としても期待を込めてマウンドに送り出したはず。
最初から3イニングの予定で、1安打2四球無失点で3回2死まできたときは、合格点の先発デビューかと思わせた。
ところが、ここから高橋周、アキーノ、アルモンテに3連打、細川への四球を挟んで、ドラフト7位新人・福永裕基(27歳、日本新薬)にも二塁打を浴び、あっという間に3失点。
ノルマ達成まであと打者ひとり、しかも無走者だっただけに、何とももったいない結果に終わった。
もうひとりの新戦力、ドラフト2位新人・吉野光樹(25歳、トヨタ自動車)も5回から2イニングで6安打4失点と炎上。
こちらは社会人から入団した即戦力だけに、三浦監督の期待も大きいだろうから、次回登板で巻き返してほしいところです。
一方、中日の新戦力では、ドラフト7位の福永がチャンスで2安打3打点と大活躍。
二塁守備でも軽快な動きを見せており、ドラフト6位のショート、田中幹也(22歳、亜細亜大)との〝6、7位新人開幕二遊間コンビ〟が現実味を帯びてきました。