実は恐ろしいキャッチボール取材⚾😱

何とも誇らしげな日本一のチャンピオンボード

宮崎キャンプ取材3日目は、旧知の投手コーチ、入来祐作さんに会いにオリックスの清武キャンプへ。
朝から練習終了まで投手陣の練習をじっくり見たけれど、久しぶりにヒヤヒヤしたなぁ。

写真だと遠いように見えますが、実はかなり近い

オリックスのキャンプでは、僕たち報道陣はグラウンドの中に入り、投手陣のキャッチボールを間近に見たり、撮ったりできる。
最初は近距離だったところを、徐々に距離を広げていき、遠投モードになってからが怖い。

150㎞以上の球を投げる投手の球が、力を抜いているとはいえ、時折、かなりの勢いで受け手の頭上に逸れてこちらへ飛んでくるんだから。
現に、きょうも山本由伸投手のボールが、受け手の背後のフェンスにガシャーン!

そういうことがあるから、「報道のみなさんはボールから目を切らずに十分注意してください」とスタッフの方が声をかけている。
きょうは田嶋大樹の球に勢いがあって、何度も無意識に避けていたら、そのたびに受け手の杉本打撃投手が「大丈夫、大丈夫、オレ、ちゃんと捕るから」と僕たちを安心させてくれました。

以前、ソフトバンクのキャンプでは松坂大輔と千賀滉大のキャッチボールを彼らの真後ろで見たことがある。
このときは、隣にいた入来祐作二軍投手コーチ(当時)が、「千賀の球なんて僕でも受けられませんよ、キャッチボールでも」と話していたものです。

毎年恒例、サブグラウンドでの〝入来ノック〟

その入来さんは3年前からオリックスの投手コーチに就任し、昨年までの2連覇に貢献。
きょう聞いた話は近々、某新聞に載る予定です。

森友哉はブルペンに入るとカメラマン席の手前で捕球

ブルペンでは西武からFA移籍した森友哉が精力的に若手投手の球を受けていた。
フリー打撃も見たかったけど、きょうは仕事の都合で残念ながら断念せざるを得ず。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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