キャンプ取材、初日はやっぱり巨人から⚾

好天に恵まれた今朝のサンマリンスタジアム宮崎

プロ野球キャンプ初日のきょう、宮崎は最高気温20℃に達し、初夏のような陽気でした。
今年もまた、最初は長年お世話になっている巨人から取材をスタート。

午前中の守備練習では(奥から)川相総合、元木作戦、大久保打撃チーフの各コーチがノック

今年のキャンプ取材、ガラリと変わったのはコロナ対策の大幅な緩和です。
報道陣の受付にはまだ検温器や消毒液のボトルが設置されているけれど、昨年までのように陰性証明の提示を求められることはなくなった。

練習の合間のぶら下がり取材も解禁され、練習後の囲み取材も人数制限や代表取材制を撤廃。
おかげでこちらも選手やコーチに気軽に声をかけることができる。

ブルペンの観覧席も3年ぶりにファンに開放されました

球場のスタンドやブルペンの観覧席にもファンが入れるようになり、コロナ前の活気が戻ってきた感があります。
とくにブルペンでは、きょう初日から侍ジャパンに選ばれた戸郷、大勢が仕上がりの早さをアピールしており、ファンにとっては結構見応えがあったんじゃないかな。

午後からは、二軍のひむかスタジアムに足を運び、ドラフト1位・浅野翔吾の初のグラウンドでのフリー打撃をじっくり視察。
一緒に見ていたDeNA関係者は「まだ慣らし運転なので何とも言えないけど、バットコントロールはよさそうですね」と話していました。

帰り際、川相コーチに初日の感想を聞いたら、「もうひとつメニューの流れが悪いような感じがしましたね」。
練習後のコーチミーティングでは、そういう細かいところをきっちり詰める話し合いをしたそうです。

午後3時を過ぎたら急に風が強まり、脱いでいたパーカーやウインドブレーカーを着込んでそそくさと退散。
明日も好天に恵まれますように。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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