【きょう17日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』442

毎年恒例、巨人の新人合同自主トレ、今年はコロナ禍以降3年ぶりにジャイアンツ球場スタンドが開放され、連日多くのファンが足を運んでいます。
13日の初日に詰めかけた報道陣も、テレビカメラ10台、約80人と大賑わいだった。

これだけ大勢の人に見られていることが、ルーキーたちにとっては大きな張り合いになる。
ドラフト2位の小林千晴投手(国学院大)もこう言った。

「人が多くても、自分のやりたいことはしっかりできました。
グラウンドに入った瞬間は、呼吸しづらい感じで、変な緊張感があったけど、ノックの時間ぐらいから徐々に気持ちもほぐれて、とても楽しい空間でした」

この田中、8日の入寮でギターを持参し、得意の弾き語りを披露。
父はトランペット、母はエレクトーン奏者という音楽一家に育ち、子供のころから人前で演奏することが多かったそうだから、人目の多さを「楽しい空間」と表現できるのも道理ですね。

ドラフト1位の浅野翔吾(高松商)、同2位の萩尾匡也(慶大)は初日から仲良しぶりをアピール。
萩尾が浅野を「翔吾」と呼べば、浅野は萩尾の出身地・熊本のゆるキャラ「くまモン」に引っかけて「はぎモン」と呼んで、寮の中でもよく一緒に食事や練習をしているとか。

そこで思い出されるのが7年前、当時のドラフト1位新人の〝神対応〟。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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