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今年、ヤクルト、巨人、DeNAで活躍したアレックス・ラミレス氏が競技者表彰で、阪神で三冠王を獲得したランディ・バース氏がエキスパート表彰で、日本の野球殿堂入りを果たした。
ビクトル・スタルヒン氏のようなプロ野球草創期の功労者を別にすると、日本で「助っ人」として活躍した外国出身選手の表彰は今回が初めてだ。

ラミレス氏は2019年に日本国籍を取得しており、この歴史的快挙を機に、また新たな勝負に出る可能性も十分。
自ら明かしているのは、外国出身者初の〝殿堂GM〟就任、さらには〝殿堂監督〟としての現場復帰である。

少々突拍子もない〝野望〟と思われるかもしれないが、実現性は高いと指摘する球界関係者もいる。
実際、「監督時代は批判も多かったけど、ラミちゃんの采配は今でも一部で高く評価されています」と、ある横浜の有力OBも言うのだ。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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