3年ぶりの宮崎グルメ🍶🍣🐓🐮🍲🍆🫑

〈はっとり〉のお刺身、左の真鯛が絶品

今回の宮崎秋季キャンプ取材では、3年ぶりに通常営業が再開された昔馴染みの店に通っていました。
やっぱり、〝夜の部〟があってこその宮崎だよなあ、と実感した料理を、ほんの少し紹介しておきます。

宮崎入りした11日(金)の夜は、30年近い付き合いになる寿司屋〈はっとり〉へ。
知り合った頃は30代だった大将ももう68歳、最近は不定休で営業している中、「金土なら確実にやっちょるとよ」と言うので、すぐさま行ってきた。

コハダには大将独特のこだわりが感じられる
アジも美味い
ヒモにはこういう食べ方もあるんですね

このほか、昔から必ず注文するアナゴも美味しかった。
しっかり食べて飲んで、1万2000円は納得のお値段。

お酒は延岡の地酒「千徳」

2日目の夜は居酒屋〈田舎もの かつ平〉。
大将は延岡出身の元アスリートで、宮崎の銘酒を飲みながら、地元の様々な名産品を味わわせてもらえる店です。

この夜は延岡の地酒・千徳を2合、焼酎・飫肥杉の水割りを味わいつつ、お腹いっぱいになっても5700円。
料理は牛、豚がメーンだったんだけど、今回はあえて野菜のメニューを紹介しておきます。

佐渡原の茄子焼きはとってもジューシー
宮崎のピーマン焼きも、お酒が進む危険な味

3日目、13日(日)の夜は、宮崎へ行く前に予約しておいた〈地鶏屋 修ちゃん〉へ。
大将に「やっぱりこれは焼きたてを食わんとね〜」と言われて出されたモモ焼きは懐かしさいっぱいの旨さでした。

これほどのボリュームでもひとりで食べられちゃう
タタキはニンニク醤油がベスト
サービスで出てきたトロロがまた美味かった
4年ぶりにボトル更新

〈修ちゃん〉では、コロナ前に飲みきれなかったホンキリ(本霧島)のボトルも4年ぶりに更新し、合計5300円。
来年2月も来ないわけにはいきません、というより、今から行きたくなっている。

〈織田薪〉の釜揚げうどん

宮崎4日目、14日(月)はアテにしていたお店が休みだったので、ホテルの近所の居酒屋へ。
2軒目のバーに行く前、やはり久しぶりに食べた〈織田薪〉の釜揚げうどんの画像をアップしておきます。

〈古澤〉のもつ鍋第1ラウンド

今回の宮崎取材最終日、きのう15日(月)の夜は〈古澤〉でもつ鍋を堪能。
もつ&丸腸がたっぷりの1杯目、もつ&丸腸に牡蠣&豆腐&野菜を加えた2杯目、さらにもう一回もつ&丸腸&野菜の3杯目をやって、最後は消化の良さを考えておじやでフィニッシュ!

この他、もつ鍋の前に山芋や地鶏炭火焼を注文し、生ビールや日向夏酎ハイなど、そこそこ飲んでひとり5000円ちょっと。
すっかりいい気分になっていたら、一緒に食事をしていたバーのママさんの娘さんが車で迎えに来てくれて、ニシタチ(西橘通)のピアノバー〈音〉へ。

ちょうどボトルが切れたところだったので、新しく木挽きブルーを注文。
ママさんがこの店をオープンした10年以上前のネームプレートも、全部ニューボトルに引き継がせることになりました。

2015年は陽射しが強くて僕は真っ黒になっていた
2017年は〈古澤〉で一緒にもつ鍋を食べた女性の差し歯が抜けた、という情景を彼女が自分で描いた
2018年の宮崎キャンプは連日寒かった
ニューボトルを入れた2月5日、ママの娘さんがカウンターの中にいたらしい
今年のボトル

しかし、〈音〉のママの娘さん、もう二十歳になったんだなあ。
そのぶん、母親のママも、ママの店の常連の俺も…以下略。

20年近く前、宮崎キャンプ中は毎晩のようにママに水割りを作ってもらっていた。
今年はそのママの娘さんに水割りが作ってくれて、こっちが娘さんにビールを注いであげたりしている。

ただし、彼女の本分は学生で、近々海外留学の予定。
応援しているママのためにも、頑張って自分の人生を切り拓いてほしい。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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