きょう、Number Webに僕が書いた自転車ロードレースの原稿がアップされました。
これまで野球以外にも、陸上短中距離、マラソン、駅伝、ボクシング、水泳、トライアスロン、テニス、ラグビー、サッカー、バレーボール、バスケットボール、レスリング、相撲、スケート、近代五種などなど、様々なスポーツを取材してきたけれど、自分自身が趣味として最も打ち込んできたのは自転車です。
20年くらい前から自転車にハマり、ロード、マウンテン、ランドナー、小径とあらゆるタイプで走りまくって、最盛期の年間総距離は1万㎞以上。
JSKYSPORTS(現JSPORTS)で放送されるグランツールやワンデーレースも、まだ生中継ではない録画編集版の頃からVHSテープに録画して何度も見直していたものです。
そんな自転車熱が高じて、2004年に立ち上げたホームページのタイトルもご覧の通り『AKASAKA CYCLE』。
しかし、個人的にはそれほど好きな自転車も、日本ではまだまだ競輪のイメージばかりが強く、観戦娯楽スポーツとしてはマイナーなジャンルにとどまっている、
実際、仕事として自転車選手を取材し、原稿を書く機会にはなかなか恵まれなかった。
そうした中、昨年の東京オリンピック直前、Number Webの仕事で、ようやく、初めて、日本代表の増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)にインタビューする機会を得た。
『壮絶キャリアを経て“99%不可能な”五輪代表に… 自転車ロードレース増田成幸が“不死鳥”と呼ばれる理由』(2021年3月14日)
あれから1年、増田選手は片山右京氏が立ち上げた新チーム〈JCL TEAM UKYO〉にキャプテンとして移籍。
ブリッツェン時代の弟子・岡篤志選手とともに、日本で初めてツール・ド・フランス出場を目指すチームの礎になるという。
去る16日、3年ぶりに開催された開催されたジャパンカップのクリテリウムとサイクルロードレースは、奇しくも増田選手がブリッツェンのジャージを着て走る最後のレースとなった。
その熱い走りと、新チームへの思いを取材した拙文が、きょう、ふたたびNumber Webにアップされました。
『新チーム発表翌週に骨盤骨折も…「不死鳥」39歳や元F1レーサー片山右京らが本気で「日本初のツール・ド・フランス」を狙うワケ』
さらに、宇都宮が日本一の「自転車レースタウン」になるまでにはどんな人間たちの努力とドラマがあったのか。
一介のロードレース選手の立場で宇都宮ブリッツェンを立ち上げ、JCL(ジャパンサイクルリーグ)の創立にもリーダーシップを発揮したブリッツェン運営会社副社長・廣瀬佳正氏に根掘り葉掘りインタビュー。
『「100万円って、今でも大きな金額」「決算書詳細をライバルに公開」宇都宮市と“日本一の自転車タウン”に成長したチーム運営がスゴい』
野球が好きで、僕の記事を読むこともあるけれど、自転車はちょっと…という人にもぜひ読んでほしい。
きっと、自転車もこんなに面白いんだって、気づいてもらえると思うから。