【きょう11日アップ&掲載!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』424

ヤクルト・高津監督は師匠のノムさんを超えることができるだろうか。

少々気の早い話だが、今年もリーグ優勝と日本シリーズを制してダブル連覇を達成すれば、あの野村監督も達成し得なかった球団史上初の偉業。
ヤクルトも、いよいよ真の「黄金時代」を迎えることになるのだ。

実は、野村さんはヤクルト監督を辞した1998年、勇退記者会見でこうコメントしている。

「9年間、監督をさせて頂きましたが、ヤクルトの黄金時代を築くことができなかった。
それが私の最大の心残りです」

野村さんは90年から監督に就任して、リーグ優勝4度、日本一3度。
それより以前、ヤクルトのリーグ優勝と日本一は広岡監督時代の78年の一度だけだったから、野村監督時代は十分に「黄金時代」と言ってもよさそうなものである。

しかし、当時の野村さんは、「プロ野球はペナントレースと日本シリーズを2年連続で勝てるほどのチームになって初めて黄金時代と言える」が持論。
では、なぜ野村監督時代のヤクルトはそれができなかったのかと言うと…。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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