【きょう6日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』418

広島カープの先発右腕・遠藤淳志(23)が、3日のDeNA戦で今季4勝目を挙げた。
7回3安打無失点で、5月25日以来、実に9試合、101日ぶりの白星、しかもプロ4年目にしてやっとつかんだ通算10勝目でもある。

「チームに大変な迷惑をかけてしまった。
ファンのみなさんの声援が僕を後押ししてくれました」

遠藤がお立ち台でしみじみと語ったコメントを聞いていて、思い出したセリフがある。
コーチ経験のあるカープOBがこんなことを言っていた。

「カープのいいところって、なかなかモノにならない選手を、本当に辛抱強く育てることにあるんです。
他球団なら見捨てられるような選手でも、指導者や先輩が、ほら、どうした、まだやれるだろう、とみんなして何とか一人前にしてやろうとする」

「こんなチーム、他にないと思いますよ」と、このOBは強調した。
確かに、例えば野手では13年目の堂林、8年目の野間、4年目の小園ら〝準レギュラー〟として使われ続けている選手が広島には多い。

投手では遠藤もそのひとりだ。
この続きは東スポWeb、Yahoo!ニュース、及び本日発売の東スポ、大スポ、中京スポ、九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る