【きょう13日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』412

大谷翔平が来年もエンゼルスに残ることになれば、来年3月のWBCに出場する可能性も一気に高まる、ともっぱらだ。
今からエンゼルス残留を切に願っている侍ジャパン関係者も多いという。

メジャーリーグはこれまで、WBCの主催者でありながら、超一流選手をほとんど出場させていない。
今回も、侍ジャパンの栗山監督がいくら大谷にラブコールを送っても、エンゼルスがストップをかけるのではないか、と見られていた。

ところが、大谷自身が7月、「もちろん(WBCに)出たい気持ちはある。選んでもらえるのならプレーしたい」と、参戦の意欲を表明。
懸案だったエンゼルスの意向についても、「プラスの意見はもらってる。快く引き受けてくれるんじゃないかな」と、明るい見通しを明かしている。

気がかりがあるとすれば、大谷特有の問題とも言える起用法。
メジャーと同じ二刀流でいくか、投手か野手のどちらかに専念することになるか。

WBCにはメジャーリーグのように、先発投手とDHの両方で出場できる、というルールはないから
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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