荻窪の隠れ名物「菜肉丼」を食べてみた😋

荻窪〈啓ちゃん〉の木耳玉子定食800円

きょうも在宅ワークで、インタビューの文字起こしやら、担当の編集さんとの連絡やらを一つ一つ、しっかりと念入りにやっておりました。
その合間、お昼時に行きつけの理髪店、荻窪の〈WORK of HAIR Ds〉で散髪と白髪染め。

いつものようにゆったりとした時間が終了した午後1時半、お腹が鳴っていたので、近所の町中華〈啓ちゃん〉へ。
久しぶりに〈Ds〉の店長もお勧めの木耳玉子定食(上の画像)を食べようと思ったら、顔見知りの店員が厨房から出てきてこう言った。

「ガス台が故障してカレーと麺類しかできないんです」。
あちゃー。

〈啓ちゃん〉の名物チャーハン700円

ちなみに、〈啓ちゃん〉の名物は僕もチャリ友も好物にしているチャーハン。
メシの量が半端ではなく、大盛りを頼んだら画像の2倍になる(僕は一度も注文したことがありません)。

逆に、この4〜5年、ご飯の量はいつも少なめ(3分の2ぐらい)にしてたんだけど、先月は家に持って帰り、ゆっくりと時間をかけて食べたら完食できるだろうと、テイクアウトで久々に普通盛りを注文。
顔見知りの店員に「普通でいいんですか」と聞き返され、大丈夫だと答えたものの、やっぱり完食するのは大変で、晩ごはんは食べる気も起こらなかった。

〈萬龍軒〉の菜肉丼650円

というわけで、〈啓ちゃん〉でのランチは諦めざるを得ず、荻窪駅前のチェーン店〈日高屋〉や〈松屋〉を覗いてみたら、どこも結構混んでいる。
そこで、以前から気になっていたアーケードの〈萬龍軒〉を訪ねると、意外にもお客さんが母子連れの一組だけ。

ここ、カウンターの7〜8席しかなく、コロナ後以降は5〜6席程度に制限されており、ランチタイムはいつも満席だった。
そうした中、これぞ千載一遇のチャンスだと、初めて暖簾をくぐり、荻窪の〝隠れ名物〟とも言われる「菜肉丼」を注文。

これが美味かった!
バラ肉と野菜の量が程よくブレンドされており、味付けも見た目よりあっさりしているのも年寄りにはうってつけで、本もスマホも見ないでせっせと一心不乱にかきこんでしまいました。

ただ、ご飯の量は〈啓ちゃん〉のチャーハンとどっこいどっこいだから、一気に平らげるのはなかなか大変だった。
…なんて書きながら、次回も荻窪で散髪したら、今度は菜肉丼を「ご飯少なめ」で注文しようかな、と思っています。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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