飯能🚵‍♂️をあきらめて荒川河川敷🚴‍♂️へ

新荒川大橋を臨むポイント

きのうは巨人–ソフトバンク戦が2時間44分で終了し、夜9時半過ぎに帰宅できたので、きょうは久しぶりにマウンテンバイクを抱えて飯能に行こうかな、と考えていました。
5月は雨やら仕事やらで、結局一度も自転車に乗れなかったもので。

で、軽く寝酒をやって早めに寝ようと思いながら、ビデオデッキのスイッチを入れ、『刑事コロンボ』のBDを再生したのが運の尽きと言うか、何と言うか。
シリーズ第2話『指輪の爪あと』(1971年)を観始めたら途中でやめられなくなってしまい、最初から最後までこの傑作の余韻に浸って、やっと就寝できたのが深夜1時前後。

コロンボは〝麻薬〟だ(意図せずしてブラックな駄洒落になっていますが)。
最近、第36話『魔術師の幻想』(1976年)をNHK-BSPの再放送でチラ見したのが今回の〝中毒再発〟のきっかけで、即座にオチを思い出せず、どうにも気になって観直さないではいられなくなり、BDで改めて最初から最後まで観て再確認。

ついでにパイロット版第2話『死者の身代金』(1971年)も再生したらやめられなくなり、最後まで観てしまった。
その『死者の身代金』と同じBDのパッケージに『指輪の爪あと』が収録されており、昨夜はこのタイトルが目に入った途端、条件反射のようにこれも全部観てしまった、というわけ。

このドラマは倒叙法によるオチのつけ方が最大の特徴だけに、解決シーンだけを再見しても意味がない。
最初から最後まできちんと観て初めて、記憶や評価を再確認できるんだよね。

それやこれやとあって、今朝は6時半ごろにいったん目を覚ましながら、寝不足で飯能に行けるようなコンディションではないと判断し、二度寝を選択(単に眠たかっただけでもありますが)。
8時過ぎに再度起床すると、テレビ体操に朝散歩と毎朝のルーティンをこなし、ロードバイクで荒川河川敷をサイクリングすることにしました。

暑かったけれど7〜8月ほどの猛暑ではなく、ロードで走るにはそこそこの気温だったんじゃないかな。
ただ、海からの向かい風が非常にキツく、いつもの折り返し地点・荒川河口まで行くのを残り1㎞で断念したので、きょうはいつもの50㎞以上には達せず49.8㎞止まり。

距離も運動量も大したことはなかったけれど、久しぶりに汗をかいたので、プロ野球のナイター中継を観ながら飲んでいる缶ビールと缶チューハイが実にうまい!
明日朝、定期検診の血液検査でどんな数値が出るか、少々心配ではありますが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る