【きょう26日発売】東京スポーツ『赤ペン!!』393

今年のDeNA、先週火水木で阪神に3連勝し、借金を完済したと思ったら、週末の金土日は天敵・広島に3連敗。
またも借金生活に逆戻りして、一向にトンネルの出口が見えません。

が、明るい材料がないわけではない。
こんな泥沼の中にあって、地味で目立たないながらも、〝番長チルドレン〟がそれなりにいい仕事をしているのです。

まず、先発では上茶谷大河(25)。
2018年のドラフト1位も1年目の先発7勝が自己ベストで、2年目以降は不調と故障に泣き、4年目の今年はキャンプ二軍スタートで、一軍昇格後も当初の役割は中継ぎだった。

しかし、主力投手陣にケガ人が続出したため、先発に復帰すると2勝1敗。
16日のヤクルト戦では、91球で無失点と「マダックス」(100球以内の完封)を達成している。

当の上茶谷が言うには、「キャンプからチャンスをつかもうとやってきた成果が出ました」。
新しい球種の習得に取り組み、オープン戦では打ち込まれることもあったが、三浦監督に「ここでやめるなよ」と言われてことが大きかったという。

果たして番長は伸び悩む元ドライチに何を教えたのか。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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