今年のDeNA、先週火水木で阪神に3連勝し、借金を完済したと思ったら、週末の金土日は天敵・広島に3連敗。
またも借金生活に逆戻りして、一向にトンネルの出口が見えません。
が、明るい材料がないわけではない。
こんな泥沼の中にあって、地味で目立たないながらも、〝番長チルドレン〟がそれなりにいい仕事をしているのです。
まず、先発では上茶谷大河(25)。
2018年のドラフト1位も1年目の先発7勝が自己ベストで、2年目以降は不調と故障に泣き、4年目の今年はキャンプ二軍スタートで、一軍昇格後も当初の役割は中継ぎだった。
しかし、主力投手陣にケガ人が続出したため、先発に復帰すると2勝1敗。
16日のヤクルト戦では、91球で無失点と「マダックス」(100球以内の完封)を達成している。
当の上茶谷が言うには、「キャンプからチャンスをつかもうとやってきた成果が出ました」。
新しい球種の習得に取り組み、オープン戦では打ち込まれることもあったが、三浦監督に「ここでやめるなよ」と言われてことが大きかったという。
果たして番長は伸び悩む元ドライチに何を教えたのか。
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