ゆうべは昔馴染みのマスコミ関係者と会食することになり、初めてロシア料理店に足を運びました。
最初は都内に1軒しかないウクライナ料理の専門店に行くつもりだったんだけど、母国で戦争が続いている影響か、すでに予約でいっぱい、しかも最近はお客さんが多いために2時間の2部制で営業している、と聞いて断念。
そこで、他にウクライナ料理を食べられる店をネットで探したところ、いくつかウクライナ、ベラルーシ、ジョージアの料理も出しているロシア料理店を発見。
その中から、拙宅から行きやすい〈スンガリー〉新宿三丁目店を選んだ。
最初に選んだジョージアの白ワインはスッキリした味わい。
初めて食べるウクライナ料理限定のコース〈ウクライナセット〉もとても美味しかった。
ボルシチと言えばロシア料理の定番ですが、もともとはウクライナが発祥の地と言われる。
ロシアよりトマト味が強く、サワークリーム(画像手前の白いクリーム)を溶かして食べるのがウクライナ風。
このロールキャベツも食べ応え十分で、トマトベースのクリームソースが独特の味。
〈ウクライナセット〉はひとり4150円とリーズナブルな値段だったので、ここからさらにジョージア料理2品、ロシアの赤ワインをボトル1本、デキャンタ1本追加。
食後のお茶は3種類のジャムを舐めたり、溶かしたりしていただくロシアの紅茶。
これも初めてで、変わったお茶だなあ、と思いながら、やはりなかなか味わい深くて、グラスの底まで飲み干しました。
みんなトシを取ったけれど、こうして昔馴染みと元気に飲んで食べて、思い出話や馬鹿話をしながら大笑いできる時間はやはり楽しい。
それと同時に、平和のありがたみをシミジミと感じた夜でもありました。