ロシア、ウクライナ、ジョージアの料理、ワイン、お茶を味わった夜🍖🍷

1957年創業のロシア料理店〈スンガリー〉新宿三丁目店

ゆうべは昔馴染みのマスコミ関係者と会食することになり、初めてロシア料理店に足を運びました。
最初は都内に1軒しかないウクライナ料理の専門店に行くつもりだったんだけど、母国で戦争が続いている影響か、すでに予約でいっぱい、しかも最近はお客さんが多いために2時間の2部制で営業している、と聞いて断念。

そこで、他にウクライナ料理を食べられる店をネットで探したところ、いくつかウクライナ、ベラルーシ、ジョージアの料理も出しているロシア料理店を発見。
その中から、拙宅から行きやすい〈スンガリー〉新宿三丁目店を選んだ。

ゆうべのメンツ(アップの許可はもらいましたが、名前と所属は割愛します)
ジョージアのワイン〈シュフマン・サーム・ツヴァネクヴェヴリ 〉6300円

最初に選んだジョージアの白ワインはスッキリした味わい。
初めて食べるウクライナ料理限定のコース〈ウクライナセット〉もとても美味しかった。

〈ウクライナセット〉前菜
ウクライナ風ボルシチ

ボルシチと言えばロシア料理の定番ですが、もともとはウクライナが発祥の地と言われる。
ロシアよりトマト味が強く、サワークリーム(画像手前の白いクリーム)を溶かして食べるのがウクライナ風。

ウクライナ風ロールキャベツ〈ゴルブッツィ〉

このロールキャベツも食べ応え十分で、トマトベースのクリームソースが独特の味。
〈ウクライナセット〉はひとり4150円とリーズナブルな値段だったので、ここからさらにジョージア料理2品、ロシアの赤ワインをボトル1本、デキャンタ1本追加。

ジョージア風雛鳥1羽プレス焼きのニンニククリーム煮込み〈シュクメルリ〉
ジョージア風牛ヒレ肉強火串焼き〈バシュトゥルマ〉
チャイ〈クラシック・ロシアンティー〉

食後のお茶は3種類のジャムを舐めたり、溶かしたりしていただくロシアの紅茶。
これも初めてで、変わったお茶だなあ、と思いながら、やはりなかなか味わい深くて、グラスの底まで飲み干しました。

みんなトシを取ったけれど、こうして昔馴染みと元気に飲んで食べて、思い出話や馬鹿話をしながら大笑いできる時間はやはり楽しい。
それと同時に、平和のありがたみをシミジミと感じた夜でもありました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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