きのうは総武線が人身事故で遅延、きょうは東西線が信号機故障で全線停止

きょう乗った13時39分飯田橋駅発の総武線三鷹行

野球の取材をお休みしているきのうときょう、珍しく2日連続で電車のトラブルに巻き込まれて大汗をかきました。
電車が時刻表通りに運行してくれないといかに困ったことになるか、イライラさせられるか、久しぶりに痛感させられた。

まずきのう、新宿へ映画『英雄の証明』を観に行こうと思い立ち、先にネットで〈新宿シネマカリテ〉の12時30分からの回のチケットを購入。
行きがけに神楽坂のクリーニング屋へ洗濯物を出して行こう、と11時30分ごろに寄ってみたら、店の前に大量の服を抱えた先客が3人もいた、というのが誤算の始まりだった。

ジリジリしながら待つこと約15分、洗濯物を出し終えてJR飯田橋駅に来てみたら、11時55分発の電車が待てど暮らせどやってこない。
そこへ「東船橋での人身事故により運行が遅れております」というアナウンス。

12時過ぎにやっと電車が来て、12時15分に新宿駅に着いたときはホッとしたものの、今度は肝心の映画館シネマカリテがどこにあるのかわからない。
新宿武蔵野館の系列だから、てっきり近くのビルかと思ったのだが、その周辺を歩き回っても見当たらず、映画館に電話しても留守電なので、仕方なくビルの3階にある武蔵野館まで行って聞くことに(ええい、もう!)。

エレベーターに乗ろうとしたら、ベビーカーを押して入ってきた若いお母さんふたりと乗り合わせ、彼女たちは武蔵野感がある3階の下の2階で途中下車(こういうときに限って!)。
武蔵野館の受付でシネマカリテの場所を聞くと、どうやら僕のように場所がわからないお客さんが多いらしく、女性係員に小さな地図を渡されたのが、もう上映5分前だった。

おかげでやっとシネマカリテに辿り着けたものの、近ごろ、映画を1本観るのに、こんなに苦労したことはない。
あ、作品のレビューは近々、PICKUPにアップします。

次に、きょうはきょうで、14時に予約した行きつけの理容院、荻窪の〈ヘアーサロン D’s〉へ行こうと、東京メトロ東西線神楽坂駅13時22分発三鷹行に乗った途端、「妙典駅の信号機故障で全線停止となっております」というアナウンス。
「運行再開は14時20分の予定です」と言われたら、いったん降りるしかない。

理容院のマスターに電話したら、きょう以降の午後は夜まで予約が埋まっており、別の時間へのリスケは難しいという。
ただ、「10分から15分程度の遅れなら大丈夫です」とのことなので、JR飯田橋駅へダッシュ!

季節外れの暑さに汗びっしょりになって飯田橋駅に辿り着き、13時39分発三鷹行に乗車。
これに乗ったままでも14時5分には荻窪駅に着くので少々安心したが、少しでも早くと行こうと気が急き、四谷駅で中央線青梅特快に乗り換え、これは荻窪駅に停まらないからさらに中野駅でまた総武線三鷹行に乗り換え、荻窪駅に着いたら14時5分。

あれ? 結局、最初の総武線に乗っても到着時間は変わらなかったじゃん。
というか、俺、2度も乗り換えて、また最初の総武電車に乗っちゃったってこと?

やれやれ、明日乗る電車は時刻表通りに運行してほしいなあ。
どうか人身事故や信号機故障が起こりませんように。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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