【きょう1日発売】東京スポーツ『赤ペン!!』385

鈴木誠のメジャー挑戦でカープの外野にひとつ空いた穴は誰が埋めるのか。
もっか大いに存在感をアピールしているのが、ドラフト6位ルーキーの長距離砲、末包昇大(25=大阪ガス)である。

キャンプ終盤の紅白戦や練習試合で連日4番に抜てきされ、3戦連続でマルチ安打をマークすると、2月26日の巨人とのオープン戦では待望の〝プロ1号本塁打〟も放った。
最大の課題は、社会人時代から指摘されている変化球の見極めだろう。

実際、昨年12月の都市対抗では、初戦で東京ドームのバックスクリーンに本塁打したが、2回戦では4打席連続外角への変化球で三振に打ち取られた。
オープン戦で当たっているからとはいえ、本番でも4番が務まるかどうかはまだわからない。

一方、もうひとりの有力候補が5年目の中村奨成(22)である。
入団以来、捕手一本にこだわり続けてきた中村奨は、「外野が空くのはわかっていたし、試合に出るチャンスだから」と外野挑戦を決断。

このふたりの定位置争いはこれからどうなるのか。
例によって、続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日朝の九スポ(掲載日は変更あり)で御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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