DeNAの宜野湾キャンプ、14年ぶりに古巣へ帰ってきた石井琢朗野手総合コーチの熱心な指導ぶりが一際目立つ。
早出打撃練習、走攻守に渡るチームプレーを重視した全体練習、最後にはまた居残り特打で個別に打撃指導。
とにかく一日中、ほとんどじっとしていないのだ。
恐らく、相当な手応えを感じているのではないか。
そう思って石井コーチ本人に声をかけても、「いや、何も大したことはやってませんよ」と笑ってかわすだけ。
それならばと、かつてチームメートでもあった三浦監督に、〝琢朗効果〟のほどを聞いてみた。
「石井さんには、総合コーチとして来てもらっているので、打撃だけでなく、守備、走塁とあらゆる面で貢献していただきたいですね。
勝つためのノウハウ、練習メニューを豊富に持っている方ですから、僕たちもいろいろな新しいことをどんどんやっていかないと」
例えば、どんな「新しいこと」に取り組んでいるかというと…。
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