宮崎のお勧めテイクアウトグルメ🐔🐮🐟🍆

宮崎滞在中は毎晩、部屋メシ、部屋飲みでしたが、すでに東京で慣れていたせいか、それほど欲求不満になることもありませんでした(トシかもしれないけどね)。
宮崎のテイクアウトメニューはコスパの平均点が高く、僕が美味しいと思ったもの、SNSに上げて評判がよかった料理についてまとめておきます。

左から宮崎牛ステーキ1300円、佐土原の茄子揚げ出し300円、門川のメヒカリの唐揚げ300円

今回の宿舎、宮交エアラインホテルの近くで、2回テイクアウトの料理を注文した居酒屋が〈みやざき晴海〉。
画像の3点セットで1900円はかなりのお得感がありました。

別の日に食べた串間の紅芋フライドポテト300円、北浦のキビナゴの天ぷら300円、綾町の重永ひらたけレモンバター400円もなかなか旨かった。
この店はマンボウ(まん延防止等重点措置)のルールを遵守していて、酒類提供無しの営業が夜8時まで、テイクアウトのみの営業が10時まで。

出張族にはうってつけの店でしょうね。
もともと産地直送の素材を売り物にしていて、マンボウが解除されたら、刺盛りで一杯やりたいと思わせた。

宮崎牛のサーロインステーキ2500円

この画像は橘通に面した居酒屋〈あきない〉が売り物にしているメニュー。
値段は少々張るけれど、ご覧の通りのボリュームで、味もいい。

ただし、この店は宮崎県の要請に従わず、夜10時過ぎまで堂々と酒類を提供して営業を続けている。
僕はテイクアウトで注文したステーキを持って帰りましたが、ここをどのように利用するかは自己判断にお任せします。

広島風お好み焼き・スペシャルそば(イカ、エビ入り)1140円

昔から、宮崎滞在中に一度は訪ねる広島カープOB・片岡光宏さんの店〈本格広島お好み焼き・鉄板焼き かたおか〉のお好み焼き。
最も美味しく食べるには鉄板が一番だけれど、できてから30分以内ぐらいなら、十分温かいままでいただけます。

僕が行った3日はスタッフが焼き、焼き上がる端から片岡さんが出前をしていた。
店の近くにオリックス二軍の宿舎があり、某コーチから大量に注文が入ったと、久しぶりに会った片岡さんは大張り切りでした。

地鶏モモ焼き1200円
地鶏タタキ700円

地鶏料理のテイクアウトができる店はいっぱいありますが、一つだけ選べと言われれば、やっぱり〈地鶏屋修ちゃん〉。
通常営業していたころも、モモ焼きとタタキは早い時間になくなってしまうほどで、今回も「赤坂さんの注文があってからすぐに売り切れたとよ」とママさんが言っていたので、食べたい方は早めに電話で注文してください。

シェアサイクル〈ピッパ〉

なお、〈修ちゃん〉は宮崎市の中心街から外れたところにあり、橘通3丁目の交差点からでも片道約3㎞、タクシー代にして1メーター。
それがもったいない、という僕みたいな貧乏ライターは〈ピッパ〉のシェアサイクルで地鶏を買いに行きました。

往復6㎞超、カード精算で220円。
栄養過多になりがちな宮崎ではいい運動にも…ならないか、この程度じゃ。

30年近く変わらない〈ほっかま弁当〉の店舗

取材最終日の6日には、久しぶりに宮崎運動総合公園近くにある〈ほっかま弁当〉に寄りました。
もともとは長距離トラックのドライバーやサーファーに人気の高いお弁当屋さんで、僕が知ったのは長嶋さんが巨人の監督だった1994年のキャンプ。

そのころから、この傾きかけた店舗も、その中の厨房も、そこでお弁当を作っているご夫婦もまったく変わっていません。
僕が注文するのも、当時からほとんど変わらず「のり弁当」の「小」。

のり弁当・小430円

念のために2代前のBlogを検索したら、こののり弁当を最後に注文したのは15年前、2007年の宮崎キャンプで、値段は370円だった。
きょうは430円だったから、値段はほとんど消費税分程度しか上がっていないことになりますね。

味もボリュームも15年前と変わっていないことには大いに感激。
来年も食べたいなあって、俺、来年もキャンプ取材に来る(来られる)ほど仕事があるのかな?

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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