オリックスキャンプ初訪問の日、宮城が合流、強風が急襲⚾️

清武運動総合公園のSOKKENスタジアム

きょうは清武運動総合公園で行われているオリックスのキャンプを初訪問。
昨季は25年ぶりにリーグ優勝し、チャンピオンチームとしては初の清武キャンプだけに、僕が見た3球団の中では今キャンプ一番のファンの多さでした。

しかも、きょうはちょうど、新型コロナウイルスの感染から回復した昨季の新人王・宮城大弥がチームに合流。
彼が動くたびにマスコミもファンも(僕も)ゾロゾロと移動する光景に、改めて新たなスターの誕生を感じる。

多目的グラウンドでキャッチボールをする宮城(右)、後方は入来祐作投手コーチ

清武の施設は動き回るのに大変効率のいいレイアウトになっていて、Aグループ(一軍)とBグループ(二軍)の練習場が極めて近い。
さらにまた、そのすぐ近くに出店タウンやイベントステージがあり、常に賑やかな雰囲気を醸し出していることが大勢のファンを惹きつけているのでしょう。

メーン球場での守備練習
メーン球場一塁側から目と鼻の先のブルペンは大きく、ファンや報道陣にも見やすい
メーン球場の三塁側に隣接しているBグループ用グラウンド
Bグループ用グラウンドのすぐ隣に出店タウンが

オリックスは食のサービスにもひときわ熱心で、フードコートの出店は12球団でも屈指の多さを誇る。
キャンプが無観客で行われた昨年ですら、報道陣や地元のサポートスタッフ用に複数のキッチンカーを呼んでいたほど。

このファン向けフードコートでは、宮崎名物の塩ラーメンが有名です。
毎年食べているので楽しみにしていたんだけれど、取材の都合でランチタイムが午後1時ごろになってしまい、慌てて駆けつけたらすでに完売したあとだった。

というのも、きょうの宮崎は大変な強風で、ラーメンが文字通り「飛ぶように」売れてしまったらしい。
そのため、午後からのフリー打撃が球場から室内練習場に変更されるなど、見るものがなくなり、せっかく清武まで足を運んだお客さんには気の毒なことになりました。

なお、きょう合流した宮城は練習後、リモートでの代表取材に応じて〝キャンプ初日〟の感想をコメント。
すでに投球練習は始めており、清武でも近々ブルペンに入るそうだから、実質2年目のジンクスにハマらないよう、しっかり調整してほしいですね。

オリックスのキャンプ応援用臨時バス

取材終了後、帰りは足がなかったので、2年ぶりに復活した宮崎交通の〝キャンプ応援用臨時バス〟を利用しました。
このバスもコロナ前までは県外から来たファンに重宝されていて、きょうのような週末はぎゅうぎゅう詰めの満員になっていたものですが。

明日はとりあえず、宮崎キャンプ取材の最終日。
大いに張り切って、感染しないよう慎重に、また巨人キャンプに行ってきます。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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