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巨人は今年のキャンプ前、「ファーム総監督」を新設した。
この史上初の役職に就任したのは、Blogで何度か書いている通り、長く主力選手として活躍し、引退後は一軍ヘッドコーチ、二・三軍監督を歴任した川相昌弘氏。

では、なぜ二・三軍監督の上(もしくはバック)に、ファーム総監督を置くことが必要になったのか。
実は、巨人では今年、育成・支配下の選手数が球団史上最多の合計101人に上る。

うち30人が一軍登録されるので、残り70人が常時二・三軍に置かれるのだ。
球団関係者によると、「これだけ多数の選手を指導、管理するには二・三軍の現場首脳陣だけでは困難」と巨人は判断。

「より巨視的、全体的にファームを運営する指導者が必要」という結論に達した。
その中心的役割を担うファーム総監督として、川相氏に白羽の矢が立ったわけである。

では、総監督となった川相氏が宮崎キャンプで何をしているかというと…
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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