巨人キャンプ2日目、宮崎は寒く、練習は短く⚾️

練習開始前の電光掲示板

きょうもきのうと同じく、朝9時前に巨人キャンプが行われている宮崎運動総合公園に到着。
気温もきのうと同じく最低2℃~最高11℃だったけど、終日曇りでほとんど陽射しがなかったため、きのうよりも寒く感じられました。

ファームのグラウンド上で原監督の訓示

さらに、きょうの初っ端の取材もきのうと同じ、ひむかスタジアムで行われているファームの練習。
僕が球場に着いて間もなく、原監督がやってきてファームの選手たちに訓示を行った。

そこへ今村球団社長もやってきて、川相ファーム総監督、二岡二軍監督らファーム首脳陣を激励。
そうした光景を日本テレビ解説者兼スポーツ報知評論家の高橋由伸前監督も熱心に視察し、ベースランニング終了後には二岡二軍監督と話し込んでいる。

ランチ前には川相ファーム総監督が一軍のサンマリンスタジアムを訪ね、投手陣にバントの指導。
桑田チーフ投手コーチの要望で実現したものだそうで、畠や戸郷が川相総監督に言われた通り、しっかり三塁線へゴロを転がしていた。

一方で、高梨が送りバントを決められたくない投手の立場から、あれこれ川相総監督に質問していた姿が非常に印象的でした。
写真も撮ったし、メモも取ったけど、Blogに載せるのは控えます。

なお、きょうは侍ジャパンの栗山監督が表敬訪問と視察にやってきて、久しぶりに会った中田翔を激励。
僕はそちらに回る余裕はなかったんですが、目についた選手について感想を述べていたそうです。

午後はまたきのうと同じ、原監督がケージの後ろで高橋氏と見守る中、選手たちがフリー打撃を行って終了。
きょうの岡本和はさすが4番らしい打球を飛ばしていましたね。

原監督、高橋前監督の前で岡本和が鋭いスイング

この後、原監督は早々と宿舎へ帰還。
若手の特打が行われたあと、午後2時半過ぎにはすべての練習が終了しました。

短過ぎるような気がしないでもないけど、この寒さの中、序盤から飛ばしたら思わぬケガにつながりかねない。
ネット裏で名残惜しそうにしているファンに向けて、電光掲示板には早く帰宅するよう促すメッセージが映された。

コロナ前の昔はこの時間、まだまだ練習が続いていたものですが

ところで、きのうのBlogについて訂正が一つ。
ひむかスタジアムの前に造成されていた高台の公園について、「平らなところにすればいいじゃないか」と書いてしまいましたが、実はこれ、津波の発生に備えた避難場所として作られていたのです。

完成間近の高台の公園
高台公園の完成予想図

昔はこれだけ早く練習が終わったら、大喜びで早い時間から夜の街に繰り出したもの。
しかし、いまはコロナ禍で飲食店が酒を出せず、去年はテイクアウトぐらいやっていた居酒屋ですら休業しているところが多い。

今夜も部屋飲みで安上がりに酔っ払い、さっさと寝るしかないか。
まあ、このトシになったら、そうしたほうがよっぽど身体にいいだろうから。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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