【きょう3日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』359

現在開催中の都市対抗には、10月のドラフトで指名された社会人選手15人のうち14人が出場している。
彼ら来年の新人たちにとっては、プロ入り前の格好のお披露目の場であり、マスコミを通じて顔と名前を売るチャンスだ。

しかし、誰もがいいところを見せられるとは限らない。
1回戦で最も残念だったのは、巨人ドラフト2位・山田龍聖(21・JR東日本)の投球である。

11月29日、ホンダ熊本戦に先発して8回を投げ、三振10個を奪いながら、1本塁打を含む7安打3失点で負け投手。
せっかく視察にやってきた原監督、水野スカウト部長の前で結果を残せなかった。

山田は試合後、「ストレートの精度を上げないといけないし、スライダーにもバラツキがありました」と謙虚に自己分析。
原監督らの登場で注目された影響については「これから何度も経験することなので、しっかりと対応したいと思います」と今後の課題とした。

一方、1回戦で最高の結果を出したのがソフトバンク4位・野村勇内野手(24・NTT西日本)。
また、オリックス6位の横山楓(23・セガサミー)の今大会初登板では、元広島の〝天才スラッガー〟西田真二監督がなかなか粋な演出をして見せた。

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連日熱戦の続いている都市対抗もぜひご観戦を!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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