【きょう30日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』358

世はもう師走、まったく時の流れは早い。
それ以上に、球界の世代交代はもっと早い。

今季、「令和の怪物」と呼ばれた佐々木朗希がやっと一軍で結果を出し始めたばかりだというのに、もう「新怪物」が同じ岩手から誕生した。
花巻東1年の佐々木麟太郎(16)である。

184㎝、113㎏というスケールの大きさに加え、高校の先輩に大谷翔平がいて、その大谷を育てた父・洋監督の長男というサラブレッド。
先週20~23日、〝全国デビュー〟となった明治神宮大会では、3試合で打率6割、9打点、2本塁打の大暴れ。

本塁打は早くも通算49号と、清宮幸太郎(日本ハム)の3年間通算最多記録111本を抜きそうな勢いである。
実際、某球団のスカウトも、こう太鼓判を押した。

「清宮の記録ならラクに抜きますよ。
高校生活はまだ2年あるんだから、抜けないわけがない」

そんな「新怪物」麟太郎の課題は何か、手放しで絶賛していたら清宮のようにプロで伸び悩む恐れはないか。
あれこれ取材、検証した内容を綴ってみました。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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