趣味の園芸、失敗例と成功例🌺🌵

今年はコロナ禍で家にいる時間が極端に増えたため、柄にもなく園芸を始めてみました。
大きな花(サンパラソルジャイアント)、小さな花(ペチュニア)、サボテン(ゴールデンバニー&金小町)と、すべてこの冬を越すつもりで育てていたんだけれど、これがなかなかうまくいかなかった。

買ってきてから4日後のサンパラソルジャイアントの苗(5月3日)
約2カ月でここまで蕾が膨らんだ(6月25日)
さらに2週間で大輪が開花(7月10日)

見た目、最も華やかだったのはこのサンパラソルジャイアント。
4月29日に苗を買ってから約3カ月、まさに紅一点の鮮やかさでしたね。

しかし、花が落ちてからは枯れる一方で、日に2回、しっかり水やりをしてもどんどん萎れていく。
ネットで検索した育て方を読んだら、一冬越すことは可能だと書いてあったんで、頑張ったんですが。

購入直後のペチュニア(5月3日)
最も鮮やかに咲き誇っていたころ(6月9日)
この後で切り戻しに失敗(6月26日)

サンパラソルジャイアントのような大輪の花とは趣が違い、小さくて可愛い花がいっぱい咲いて、何となく豊かな気分にさせてくれたのがペチュニア。
栽培を始めてから2カ月間は次々に蕾が花開いて目を楽しませてくれたけど、そこから先、大変な猛暑に突入した7月あたりからだんだん見た目にも元気がなくなってきた。

どうも夏に水やりをし過ぎたようで、次第に蕾が咲かずに萎れるようになり、夏が過ぎてから切り戻しをしても以前のように花が咲かない。
結局、ほとんど枯らしてしまったときはとても悲しくて、もう一度栽培をやり直してみようかと考えています。

買ってきた直後のサボテン、ゴールデンバニー(左)と金小町(4月20日)
7カ月後にはかなり形状が変わってきた(11月1日)

花を次々に枯らしてしまった間、サボテンだけはゆっくり、逞しく、ムクムクと成長。
どちらも買ってきた当初よりだいぶ大きくなり、形状も変わってきたので、3カ月半後の8月初旬に一回り大きな鉢に植え替えを行いました。

これが金小町(画像右)のほうは簡単にできたんですが、ゴールデンバニーのほうは突き出たウサギの耳やイボ状の部分がボロボロと千切れてしまった。
植え替えが済んだあとで捨てようかとも思ったけれど、もしかしたら生き続けるかもしれないと考え、土に突き刺しておいたらしっかり根づき、姿形を変えながら上へ、上へと伸びております。

なお、サボテンの水やりは1〜2週間に1回程度が基本で、なるべく陽射しに当ててやることが大切。
この冬もしっかり成長を続けて、しがないライターに元気を与えてほしいものです。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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