9、10月の『Yahoo!ニュース』公式コメンテーター・コメント

9月30日から『Yahoo!ニュース』の公式コメンテーターに就任してちょうど1カ月、自分のコメント仕事を振り返っておきたいと思います。
9月と10月のコメント数と「参考になった」の点数は以下の通り。

9月 コメント 1 参考になった896点

10月 コメント22 参考になった24256点

この数字が多いほうなのか、少ないほうなのかはわかりません。
ちなみに、「参考になった」が最も多かったのはやはり、日本ハム・新庄剛志監督についてのコメントで、投稿後3〜4時間で4000点以上に上った。

なお、僕のような公式コメンテーターがコメントを投稿するのは、基本的にニュース番組のヘッドラインに相当するヤフトピ(Yahoo!トピックス)に並んだ記事。
僕が自ら記事を選んでコメントすることもあれば、Yahoo!ニュース編集部からコメントをリクエストされるケースもある。

「参考になった」の点数は大体、その時の話題性やコメント数に比例しているようで、今なら新庄監督、少し前までは大リーグのエンゼルス・大谷翔平に関するコメントの点数が多かった。
ただ、意外に点数が多かった記事もあり、楽天・オコエ瑠偉についてのコメントは3500点以上、戦力外通告を受けたDeNA・乙坂智も800点以上。

こういう数字は、オコエや乙坂が実力や知名度以上に、何かファンの心に刺さるような要素を備えているからではないか。
そう思って小窪哲也が広島のコーチに就任する記事にコメントをつけたら、こちらは最初のうちこそ反応が鈍かったものの、数時間後には400点を超えている。

僕は大して有名なスポーツライターではないので、Twitterで同じようなコメントをしても、同じくらい「いいね!」がついたり、RTされたりすることはまず考えられない。
その点、Yahoo!ニュースにコメントすると、ネットユーザーの関心の度合と変化が如実に現れるので、こちらとしても大変「参考に」なっております。

また、Twitterのように噛みつかれたり、誹謗中傷を受けたりすることもないから、安心して自分の意見を忌憚なく述べられる、というメリットもある。
それなりの宣伝効果もあるようで、先日は「ヤフトピのコメントを見ました」と、週刊新潮の編集さんから新庄監督についてのコメントがほしいと連絡があり、これは現在発売中の今週号(11月4日号/ワイド特集『元気ですかー!?①)に掲載されています。

発行:新潮社 2021年11月4日号 定価440円=税込

僕のコメント仕事に興味がおありの方は、当ホームページ右側にある僕の顔写真付きバナーからアクセスしてください。
仕事に関する依頼や問い合わせが、もしあったら、プロフィール欄の一番上に掲載しているメールアドレスからお願いします。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る