きょうは先週に続き、飯能でマウンテンバイク遊びの日と早くから決めていた。
今月下旬の本格的なトレイルツアーに備えて、目、脚、心臓を山道に慣らすためと、付け替えたばかりの新しいタイヤ、コンチネンタルのマウンテンキングを早くインプレしておきたかったからである。
だから前夜は10時過ぎに就寝したのに、10時41分に震度5強という強烈な地震が発生。
10年前の東日本大震災を彷彿とさせる揺れに目を覚まされ、しばらくテレビでニュースをチェックせざるを得ず、またベッドに戻ってもなかなか寝付けなかった。
熟睡感のないまま、6時前に起床し、朝ごはんを作っていたら、7時前に広島県竹原市の実家の両親から電話。
昨夜は僕と同じ頃に就寝したため、今朝のニュースを見て初めて地震のことを知り、心配になって電話してきたのです。
とりあえず、こちらは無事だと応えて親を安心させた後、寝不足の頭を抱え、マウンテンバイクにまたがって外出。
いつものように朝9時発の西武池袋線・急行飯能行きに乗り、元加治で降りていつもの里山へ。
新しいタイヤはさすがにグリップがよく、ガレ場でも根っ子の張った下りでも思い切って攻めていける感覚がある。
ただ、きょうの路面は前回よりもマディーなところが多く、ホイールが沈んでしまうようなところでは新しいタイヤでもどうにもならなかったが。
きょうはかねてから聞いていた左回りループの新たな立入禁止区域も覗いてみた。
この激坂はかつて、大勢のMTB仲間で誰が「完登」できるかで盛り上がった場所だったが、こんなことになったのは残念。
左回りの終盤の下りは前回よりもスムーズにクリアできたけれど、今回は最高気温が30℃に達し、暑かったのには参った。
序盤の右回りの前半ですでに汗ビッショリになり、自分の手から立ち上る湯気をはっきりと視認できたほど。
1周目を終えたところで頭に巻いたバンダナを取り、ギュッと絞ったらたちまち汗がボタボタ。
いつもより多めに持ってきた水も2周回の間に飲み干し、これも全部汗になって出ていった。
全身の張りも前回以上だったので、いつもは帰宅してからやるストレッチを、きょうは2周回終了直後にみっちりやりました。
きょうは寝不足の頭に加え、気候的にもマウンテンバイク日和とは言えなかったなあ。
下山後は1月5日以来、実に9カ月ぶりに〈麺屋 無尽蔵〉で名物メニューのつけ麺をいただきました。
たっぷり過ぎるほど汗を流したぶん、この世の物とも思えないほど、非常に美味しかった。
飯能ではここの他にもう一軒、〈百川(ももかわ)〉の百兵衛つけ麺も好きで、結構流行っている店だったんですが、最近、惜しまれつつ閉店。
聞くところによると、理由はコロナ不況ではなく、ご主人が親の介護に専念するため、及びご本人がしばらく静養したいからでもあるらしい。
〈無尽蔵〉さんにはまだまだ、〈百川〉さんのぶんまで頑張って経営を続けて頂きたいものです。
と、ママさんに言ったら、「細々とやってます」とニッコリ笑っていました。