飯能でハーハーゼーゼー🚵‍♂️🥵

ゆうべは午後10時ごろに就寝、今朝は5時過ぎに起床、すぐさまテレビをつけ、今季10勝目をかけてホーム球場のマリナーズ戦に先発登板した大谷翔平のピッチングを見守った。
勝てば1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、メジャーリーグ103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」となる歴史的快挙だから、これは生中継で観ておかなければなりません。

しかし、1−0とエンゼルスが1点リード、大谷が粘り強く零封ピッチングを続けていた痺れる展開の末、七回に同点ソロ本塁打を打たれて勝敗はつかず、エンゼルスは1−5で完敗。
八回の打席に立てず、トップのゲレロ(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)を1本差で追う本塁打王争いでも45本から上積みできなかった直後、大谷は珍しくバットをベンチの床に叩きつけて悔しさを露わにしていた。

大谷が降板して試合の大勢が見えた8時過ぎ、テレビを消してマウンテンバイクの愛車ナイナーで外出。
西武線池袋駅でバイクを輪行袋に入れ、向かった先は2週間前、半年ぶりに走ってボロボロになった飯能の里山である。

今回は2週間前より路面のコンディションがよく、目が慣れていたこともあって、右周りループの個人的バロメーターとなっているせせらぎ、中盤の上り坂、ともにハーハーゼーゼー言いながらどうにかクリア。
やっぱり、こういうスポーツは継続が大事だと改めて痛感しました。

なぎ倒された「通行禁止」の看板

走っている最中、気になったのが、あちらこちらで目立つ〝週末トライアルバイカー〟によるトレイル荒らしの跡。
右周りループの脇道に立てられた看板がなぎ倒され、オートバイの大きな轍がついているところ(上の画像)を通りかかった時には、ここまでやるか、と思った。

2周目は中盤まで右周りループをもう一度走り、せせらぎ、上り坂ともに1周目よりスムーズにクリア。
ここから前回は行けなかった左周りの下りコースに入ると、まだウェットでスリッピーなところも残っていたけれど、どうにか〝乗車率〟100%で完走できました。

左周りループの後半、2年前の台風19号の被害の跡

しかし、前回と今回で、愛車ナイナーのタイヤのグリップ、ブレーキの効き具合が甘くなっていることも痛感。
こういう不具合を放置しておくと、思わぬケガにつながりかねない。

というわけで、帰り途、ナイナーを購入した千早の〈MDS〉に寄り、愛車を預けてタイヤとブレーキパッドの交換、エア抜き等のメンテナンスをオーダー。
この先もしっかり走りたいし、転ばぬ先の杖でもあるけれど、ああ、またバカにならない額のお金が出て行く…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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