今年は収入が減っているのに何かと物入りな年で、お金のかかる電化製品の買い替えが多い。
MacBook Pro、iPhoneの新機種を購入して計約40万円が飛んだ上、今度は東芝製洗濯機が時々、すべての作動ランプが点滅を繰り返し、「ビービービービー!」と耳障りな音を立てて止まるようになった。
しばらく時間を置けばまた正常に作動するようにはなるが、取扱説明書を読むと明らかな故障の症状で、修理が必要とある。
しかし、この洗濯機は2014年春、消費税率が5%から8%に引き上げられる前にヤマダ電機の〝税率アップ直前駆け込みセール〟で買ったもので、購入してからすでに8年目。
ネットで調べたら、大手家電メーカーが洗濯機の修理用部品の在庫を保管しているのは大体6年ぐらいで、これが平均的な耐用年数ということになっているらしい。
こんなに古い洗濯機を修理に出したら結構なお金と時間がかかりそうだし、まったく動かなくなったらコインランドリーに行かなきゃならなくなるしで、仕方なく買い替えることにした。
新しく購入した洗濯機はAQUOS製で、今度はヤマダ電機ではなくビックカメラで購入し、貯めていたポイントを全部ぶち込んだら、洗濯機本体に加え、搬送・作業手数料、リサイクル料(古い洗濯機の引取料)など、すべて込みで27,797円。
その新しい洗濯機が今朝10時過ぎに届き、これで一安心、と思っていたら、ここでまた新たな問題が明らかになった。
現在は水道の蛇口を洗濯機に接続する部品「継手」が新しいタイプに変わっているため、蛇口のほうも取り替えなければならないのだが、この作業はビックカメラの配送作業員の仕事の範疇には含まれておらず、別途水道屋に来てもらわなければならないという。
そこでマンションの大家さんに電話したら、そういうことなら自分に任せておけと言わんばかりに、さっそく新しい蛇口を持ってやってきた。
ところが、この蛇口に新しいAQUOSの継手を接続し、大家さんが栓を捻ったら、すごい勢いで水が飛び出して、あっという間に洗濯機の設置場所の床がビショビショ。
何故こうなっちゃうのかわかりません、明日水道屋さんに来てもらいましょう、と大家さんが言うので、おかしいな、こんなことってあるのかなあ、と思いながら、継手の接続部分をよく見たら…。
水漏れを防ぐ肝心の「締め付けボディ」を締めていないのだから、水が噴き出すのも道理である。
僕がそこに気づいて締め付けボディをしっかり締めると、大家さんは「赤坂さん、すごいねえ!」だって。
これで一件落着、と思ったら、蛇口の壁付け部分を覆うリングが付いていない。
大家さん、蛇口を取り替える際に忘れちゃったんだな、やれやれ、今度はここから水が噴き出さなきゃいいけど。