阪神・佐藤輝、広島・栗林と新人王を争うDeNA・牧にとっては実に心強い助言だった。
今月10日の練習日、「上半身じゃなく下半身から連動して打った方がいい」と田代巡回打撃コーチが指摘され、これが14日の巨人戦で飛び出した17号本塁打につながったという。
「試合で打つことばかり考えていると、自分では気づけない部分がある。
田代さんにそれを教えてもらったのがよかったと思います」
そう語る牧が新人王を獲得すれば球団では2018年の東以来。
野手としては、00年に史上初の新人王と首位打者の同時受賞を果たした金城(現巨人コーチ)以来、21年ぶりの快挙となる。
実は、その金城をブレークさせた陰の功労者も田代コーチだった。
さらに、田代コーチはまだ20歳だった若手時代、2歳年上の新人・山下大輔の〝面倒〟も見ていたのだ。
何だ、また田代ネタかと思われるかもしれませんが、この話が面白いんですよ。
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