巨人のエース菅野、今季は波が激しい。
中4日で先発した12日の広島戦は7回5安打1失点で4勝目を挙げたが、復活したと見るのは早計だろう。
菅野はこれまで登板した13試合中、4試合で5回もたず降板している。
前回、7日のDeNA戦も7安打5四死球7失点で5回途中にKOされた。
マウンドでの態度もエースらしくなかった。
ボール判定や、スイングより死球を取られたことに、あからさまに不満げな表情を見せ、天を仰いだり、両手を広げたり。
エースがこんなに感情を露わにしていては、バックを守っている野手の士気にも良い影響は与えない。
そんな菅野の立つマウンドへ足を運ぶ桑田投手チーフコーチ補佐の姿を見ていて、どこかで見た光景だな、と思った。
1992年5月20日、東京ドームの阪神戦。
背番号18は菅野ではなく桑田、73は桑田ではなく名将・藤田監督だった。
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