巨人・中田翔、登録したら即スタメンか⚾️

中田翔、まずはティー打撃から

日本ハムで暴力事件を起こし、無期限出場停止処分を受けていた中田翔が今朝、まさかの電撃〝0円〟トレードで巨人入り。
このニュースには、ふだんどんなに事情通面している記者やファンもビックリしただろう。

原監督のことだから、きょうの試合でさっそく登録即スタメンで起用するのではないかと思っていたら、これはルール上、不可能とのこと。
日本ハムは中田の出場停止処分をきょう20日付で解除したと発表したが、逆に言えばきょうまでは処分が有効なため、巨人に移籍したからといって試合に出すことはできないのだそうだ。

しかし、きょうから東京ドームで一軍に合流させ、主力同様にフリー打撃をやらせていたことからして、原監督が早く使いたくてウズウズしているのは明らか。
それも、中田の調子が思わしくないので、1打席勝負でプレッシャーのかかる代打よりも、4打席打てるスタメンに入れる可能性が高い、と思う。

さて、中田本人は元日ハム・田中豊の背番号59の汗取りを着てグラウンドにやってきた。
石川、丸、元木ヘッドコーチ、石井野手総合コーチ、村田野手総合コーチらに挨拶すると、まずは吉村作戦コーチに球出しをしてもらいながらティー打撃。

その後、新調された背番号10のユニホームに着替え、フリー打撃でバックスクリーンにたたき込む一発を見せると、練習が終わったところで原監督とツーショット撮影。
その後、原監督が囲み取材に応じ、今回のトレードが日本ハム・栗山監督から持ちかけられたことを明かしていました。

きょうは中田の一挙手一投足を追いかけ、原監督を囲んだ報道陣の熱気も今季一番だった。
さて、明日はどうなるかな。

網越しのスマホ撮影
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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