【きょう15日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』323

今週はマツダスタジアムの予備日に組み込まれた広島-西武戦を除き、プロ野球は中休み状態。
カープの状態も大いに気になるけれど、今回は交流戦中、各球団の編成担当者から聞き込んだ補強情報を書くことにしました。

ネタの主役はソフトバンクのバレンティン。
13日、ヤクルトとの交流戦最終戦で通算300号本塁打と1000安打を達成し、その勢いを駆って301号も放ち、まだ衰えていない長打力を見せつけている。

そんなバレンティンの打棒について、ある球団関係者はこう指摘していた。

「来季のセ・リーグ復帰に向けて格好のアピールになったでしょう。
バレンティンは今季限りで、年俸5億円の2年契約が切れる。

移籍してからは二軍暮らしが長く、打率も昨季が1割6分8厘、今季2割8厘。
このままではとても来季の契約は結べないだろうから、バレンティン自身、来年からセ球団へ移籍することを望んでいるそうです」

しかし、いまのセ・リーグにバレンティンを獲得しようとする球団があるのか。
この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、及び明日朝の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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