今時の監督さんは、負けても感情を露わにしなくなったなあ。
今年、DeNAの三浦監督を取材していて、つくづくそう感じる。
広島・佐々岡監督も、ヤクルト・高津監督も同様だ。
この傾向が顕著になったのは2016年、巨人・高橋監督が球団ワーストの13連敗を記録したころからだろうか。
文字通り、お通夜のように静まり返ったメットライフドームの薄暗いベンチ裏で、高橋監督はあくまでも平静を装って言葉を並べた。
「この現実をみんなでしっかりと受け止めないといけない。明日も試合はあるんだから、また頑張っていかないと」と。
2019年には、ヤクルトが持つ球団ワーストでセ・リーグタイの16連敗を記録。
このときの小川監督も、いつも感情を押し殺し、淡々と敗因を分析していたものである。
三浦監督も含めて、もともとがそういう性格だから、と言われればその通りかもしれない。
が、ときには平成時代の監督のように、テレビカメラに向かって悔しさを剥き出しにする監督がいてもいいと思う。
というわけで、今回は日本記録の18連敗を喫したロッテ・近藤監督(故人)など、かつての闘将たちの負け談話を振り返ってみました。
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