コロナ禍での神宮通い🦠⚾️

午後1時ごろ、報道関係者の受付がある8番出入口

昨日、今日、明日の3日間、ヤクルト-広島3連戦の神宮球場に通っています。
ゆうべの初戦はカープの2年目・森下が見事な完封ピッチングを見せてくれましたね。

一夜明けた今日、東京メトロ外苑駅から神宮へ歩いていたら、胸元に桜のバッジを付けたピッカピカの高校1年生と保護者の2人連れがゾロゾロと駅へ向かってくる。
今日は神宮の向かいにある國學院高校の入学式だった。

俺の人生には今まで、こういう場面がなかったなあ、と思いながら、コロナ禍の影響で保護者がひとりしか付き添えない光景に一抹の寂しさを感じました。
せめてもの思い出作りに記念のツーショットを撮ろうと、大勢の親子連れが校門の前で列を成している。

あれはあれで密だよな、いいのかな、と思っていたら、そのうちの一組が神宮の前までやってきて、こちらでも記念撮影。
これはこれでいい光景でしたね。

ファンにプレゼントされた〈燕パワーユニホーム〉が記者席でも配られた

さて、今夜のナイターはヤクルト恒例のイベント〈2021 TOKYO 燕(EN)PROJECT〉。
チームが使用する緑色の〈燕パワーユニホーム〉のレプリカが入場者にプレゼントされ、記者席でも配られました。

配布していた球団職員には「できたら着てください」と言われたけれど、さすがに58歳にもなってこういうものを着るのはちょっと恥ずかしい。
未使用のまま、ヤクルトファンの知り合いに進呈することにします。

神宮カレー650円

きょうの試合前メシは、かれこれ20年以上は食べてないことをふと思い出し、〈欅〉の神宮カレーをチョイス。
味も舌触りも牛肉の量も、まったく変わっていないことに驚かされた。

ただ、昔は壷入りの福神漬けを取り放題で、いつもカレーにどっさり乗せていたのに、いまはごく少量が入ったビニールの小袋が1つ付けられるだけ、というのが寂しい。
これもコロナ禍の影響だとわかってはいるけど。

きのう食べた黒豚ネギ塩丼750円+温玉乗せ100円

ちなみに、きのう食べた今年の新メニュー、黒豚ネギ味噌丼は味、ボリューム、コスパともになかなかのものだった。
なお、コレステロール値が気になる年ごろなので、昨日も今日もサイドメニューとして必ずファミマで買ったサラダをつけています。

ところで、今回の神宮取材では、新型コロナウイルスに感染したチーム関係者の方に経験談を聞く機会がありました。
これという自覚症状はほとんどなく、ほんの数日前の検査でも陰性だったのが、突然陽性と判定されてびっくりしたそうです。

ヤクルトでは西田が感染し、濃厚接触者と特定された青木、内川もまだ隔離中。
巨人でも丸、中島、ウィーラー、若林が感染している。

取材環境も日に日に厳しさを増していて、単独取材がすでに完全NGになっている上、囲み取材やリモート取材に参加するのもままならない。
それ以前に、球場に出入りできる報道関係者の人数が厳しく制限されている。

そのため、A先生と同世代のベテラン遊軍記者やフリーライターなどはほとんど見かけなくなってしまった。
いや、そんなことをブツブツ言っている間に、プロ野球のシーズンが中断しないかどうか、そっちのほうが心配ですが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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