今年は仕事上の都合により、きょうの開幕カード2戦目、巨人−DeNAがA先生のプロ野球開幕となりました。
コロナ前なら迷わず開幕戦当日に足を運んだところだけれど、今時はどこの球場も人数制限やら何やら、いろいろと規制が多いもので。
試合前はDeNA・三浦監督のリモート囲みに参加。
きのう、初の開幕投手に指名されて勝てなかった浜口、抑えに失敗した三嶋には直接声をかけたのか、きょうの2戦目に先発する京山にはどのような投球を期待するか、三浦監督はいろいろな質問に丁寧に答えていた。
しかし、期待された京山は5安打7四球と乱れて4回104球で4失点。
昨季までのチームメートだった巨人・梶谷に2四球を与え、二度とも二盗を許すなど、まったくいいところがなかった。
佐野の1号ソロ本塁打で1−4とし、反撃の兆しが見えたかに思われた七回は3番手の笠井が炎上。
梶谷に今季初安打の満塁本塁打を浴びるなど、打者11人で一挙6点を失うまで、この回を投げきらせたベンチの判断にも疑問が残る。
一方、巨人は先発の戸郷が7回を5安打1失点にまとめる合格点のピッチング。
試合後はお立ち台で「まずは去年達成できなかった2桁勝利、目標の15勝を目指して頑張ります!」と力強く宣言していた。
また、巨人移籍後初安打がグランドスラムとなった梶谷は「やっとチームの一員になれた気がします」と謙虚な感想。
「DeNA戦には特別なものがある」と言いながら、「そこはやっぱり勝負の世界なので」と言い切った髭のない顔は、すっかり巨人の選手だなあ、と思わせた。
最も、終盤には途中出場した増田大や吉川のエラーに加え、ビエイラが制球を乱してやらずもがなの4失点。
終わってみれば10−5というスコアは、原監督としては不本意だったでしょうね。
しかし、巨人にもこれぐらいの綻びがないと、これからまだ142試合も残っているペナントレースに興味が持てなくなってしまう。
それほど、きょうはDeNAとの間に如何ともし難い力の差を感じました。
今年はこのDeNAとヤクルトを5、6位と予想している評論家が多かったけれど、週明けには早くもその両チームが対決する。
巷の下馬評を覆すような熱戦を見せてほしいものです。