「3週間と短い期間ではありますが、選手たちの守備に対する意識は確実に変わってきたと思う。
キャンプ最初のころから比べると、明らかによくなった選手もいますよ」
巨人OBでありながら阪神・宜野座キャンプで臨時コーチを務めた川相昌弘氏が、こう手応えのほどを明かした。
ゴールデングラブ賞6回、犠打世界記録533個を誇る川相氏の目に、ライバル球団の若トラたちはどのように映っていたのか。
まず気になるのは、今キャンプの主役と言っていいドラフト1位新人・佐藤輝明(近大)の評価。
そして、現役時代の川相選手のように、レギュラー陣の刺激になり、脅かす存在になりそうな若手がいるかどうか、である。
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