【きょう16日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』302

巨人・桑田投手チーフコーチ補佐の背番号73は、かつての恩師、故・藤田元監督がつけていた番号だ。
今月9日は15回目の命日だったこともあり、様々なメディアで改めて藤田さんの功績や思い出が語られています。

そんな藤田監督の投球哲学の要は「先発完投」。
2回目の監督を務めた1989年に斎藤にNPB記録の11試合連続完投を達成させ、連覇した90年にはチーム70完投も記録している。

まだ130試合制だった時代、実に半分以上の試合を投手ひとりでまかなっていたのだ。
それほど強力な投手陣をつくるには、捕手の教育も欠かせなかった。

元巨人のエースだった藤田監督は、捕手の教育にも大変熱心だった。
今回は、拙著『キャッチャーという人生』(講談社/電子書籍)にも書いたかつての正捕手、元ヘッドコーチの村田真一氏の証言を元に、藤田さんの〝捕手論〟を紹介しました。

桑田コーチ補佐にはぜひ、この伝統も引き継いでもらいたいものです。
詳しくはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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