毎年、12球団が一斉にキャンプインする2月は球春到来。
取材する私の気分も盛り上がるものだが、コロナ禍の今年は明るい話題を探すのに苦労しそうだ。
そうした中、私が気になったのが、巨人・菅野、坂本、丸らベテランS班の東京ドームキャンプである。
これはコロナ禍の影響で沖縄入りを遅らせたための措置。
初日から僅か4日間ながら、巨人が本拠地でキャンプを行うのは、後楽園球場時代の昭和24(1959)年以来という。
昭和63(1988)年開業の東京ドームではもちろん初。
原監督の言うように、屋根と空調のあるドーム球場なら、練習が天候に左右される心配がない。
妻や子供のいる選手には毎日自宅から通えるメリットもある。
チーム内では早くも、「もし主力に好評なら来年以降も慣例化されるのでは」という声もあがったと聞く。
しかし、この本拠地キャンプ、巨人が追いつき追い越せと必死になっているホークスに前例があるのですよ。
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