【きょう22日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』291

早いもので、今年も残すところ、あと10日を切りました。
この『赤ペン‼︎』も今回を含めてあと2本、よろしくお願いします。

あっ、今月30日発売の正月特別号にも1本コラムを書くから、あと3本か。
年明けの初っ端は1月5日発売からだし、年末年始に休めるのは4日程度しかないんだよなあ。

まあ、いいんですけどね、どうせコロナ禍のせいで帰省も旅行もできないし。
そもそも、こういうご時世でもまだ仕事がある、というのは大変ありがたいことですから。

さて、今回のテーマは「日本ハム・大田泰示のGG(ゴールデングラブ)賞受賞で巨人首脳陣が考えるべきこと」。
大田が今年、〝守備のベストナイン〟GG賞をパ外野手部門で初受賞したことに驚いた巨人関係者は少なくないだろう。

大田と言えばエラー。
2009年にドラフト1位で巨人に入団し、17年に日ハムにトレードされるまでプレーした7年間、大田にはとにかく守備が下手というイメージがついて回った。

私が忘れられないのは、大田が内野手だった2011年3月11日。
東日本大震災が発生し、首都圏に帰宅困難者が溢れていた中、ひとりジャイアンツ球場に残り、夕方5時半ごろまで延々とノックを浴びせられていた。

…にもかかわらず、
ここから先は、きょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る