きょうの東スポ、大スポ、中京スポに『球界平成裏面史』の広島カープ編・第3回が掲載されています。
朝刊の九スポは原則翌日の朝刊掲載予定なので、ぜひお買い求めください!
ネットの東スポWebにも毎回アップされていますが、これがいつになるかはライターの僕にはわかりません。
巨人編はその日の朝6時15分、カープ編は朝10時15分にアップされていて、たぶんその日その日によると思います。
さて、今回のテーマはカープの歴代エースによる〝投げ込み・完投論争〟。
平成28(2016)年、25年ぶりの優勝の原動力となった黒田博樹は、さしずめ広島最後の〝投げ込み・完投世代〟でした。
「僕がプロに入ったころ(平成9年)、キャンプで200球以上投げるのは普通のこと。
それが良いか悪いかは別にして、そういう練習の積み重ねで、身体に負担のかからないフォームが自然にできあがったと思います」
しかし、そういう信念を持つ黒田がメジャー移籍を決めた平成19年、入れ替わるように前田健太が広島に入団。
〝投げ込み派〟黒田や佐々岡の持論について聞くと、こういう答えが返ってきた。
「はっきり言わせてもらうと、投げ込みにいいことはひとつもないです。
肩、肘は消耗品ですから、たくさん投げれば投げるほど肩、肘がよくなるということは100㌫あり得ないと思います」