佐々岡真司監督(53)就任1年目の広島は5位に沈み、2年連続Bクラスに終わった。
1990年代終盤から2010年代序盤まで続いた〝暗黒時代〟を思わせる雰囲気の中、球団は来季に向けて首脳陣人事を進めている。
この一見地味な指導者の入れ替えが、カープの将来に大きな影響をもたらしそうだ。
まず、実に30年近くに渡り、裏方や指導者としてファームを牽引してきた水本勝己二軍監督(52)が今季限りで辞任。
来季はオリックスに移籍し、一軍で作戦を担当するヘッド格のコーチに就任する。
私もよく取材させてもらったこの〝縁の下の力持ち〟の流出は、大変大きな穴となるだろう。
一方で、一軍には心強い人物が参謀として復帰する。
外野守備走塁コーチ兼三塁コーチとして、2016、17年の2連覇に貢献した河田雄祐(52)だ。
18年から今年までコーチを務めたヤクルトを退団し、ヘッドコーチ格で3年ぶりに古巣に戻ることになった。
果たして、このプラスマイナスは…?
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