首位チームが独走し、ペナントレースの行方は見えたも同然ながら、マジックナンバーがまだ20〜30台で、優勝が決まるのはしばらく先。
というこの時期は、新聞記者にとっても大変記事を作りにくいものです。
とくにセ・リーグの場合、今季はCSがないから、Aクラス争いや日本シリーズ進出チームの予想などで紙面を埋めることもできない。
そうした中で、今回は最近ブレーク中の巨人の若手にスポットを当ててみました。
巨人ファンは昔から〝ヨソの子〟より〝ウチの子〟が好きだ。
そんなファンに、「やっとウチの子がレギュラーの二塁手になれるかも」と期待されている選手が4年目の吉川尚(25)である。
しかし巨人ファンには、ここで気がかりなことがある。
今季、国内FAを取得したヤクルトのセカンド・山田哲の動向だ。
かつての寺内がそうだった。
2012、2013年と2年連続でセカンドのレギュラーを務め、13年にはCSや日本シリーズでも大活躍しながら、その年のオフには西武・片岡がFA移籍してきて…。
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