すわ熱中症?☀️🥵

一昨日、危うく熱中症でぶっ倒れかけました。
2日連続で神宮球場へ取材に行き、午後2時ごろからヤクルト、広島の打撃練習を見て、午後6時プレーボールの試合を3時間以上観戦。

以前も書いたように、この球場はネット裏スタンドの真下にある通常の記者席がコロナ禍のために閉鎖中。
おかげで、ネット裏2階観客席の一部をロープで仕切った〝臨時記者席〟で練習も試合も見なければなりません。

しかも、クソ暑いのに加えて、時節柄、マスクを外せない!
これが非常に辛く、周りに同業者のいないところに席を取り、しばらくマスクを外してグラウンドを見たりもしていた。

ネット裏2階席には屋根があり、適度な風も吹いているとはいえ、この環境は私のような年寄り(57歳)のライターにとっては大変こたえる。
昨年までは、寒くなるほどエアコンが効いていた地下1階の記者席が格好の〝逃げ場〟になっていたんだけどなあ。

で、2日続けて神宮で取材した一昨日のこと。
帰宅後にカープの資料を探そうと、押入を開けてゴソゴソやっていたら、ドッと吹き出した汗がボタボタ落ち始め、視界がぼやける感じがあり、頭がボ〜ッとしてきた。

リビングのエアコンは帰宅後すぐにつけていたんですが、2LDKの部屋にはまだ熱気がこもっている状態だった。
そんな中で動いていたら、不意に頭がクラクラして、これはヤバイ! と急遽資料探しを中断。

ここで即座にやったのが、両手を握ったり開いたりして、痺れがないかどうかの確認。
最近、僕と同世代で、少しばかり年下の同業者が相次いで脳梗塞になっているので、その兆候がなければいいが、と不意に不安になったもので。

というわけで、きのうのヤクルト−広島3連戦の3戦目は取材を自粛しました、というより、自粛せざるを得なかった。
きょうは最初から試合取材に行く予定を入れず、午後5時から西麻布で元ヤクルトの名選手にインタビュー。

ソーシャルディスタンスを取るために広い会議室を借り、お互いにマスクをつけてのやり取りは結構ヒートアップ。
コロナも怖いし、猛暑にもかなわないけれど、やっぱり野球取材はこれぐらい盛り上がらないとなあ、と思いながら帰ってきました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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