ツール🚴‍♂️の思い出話は短く、ハマスタのゲーム⚾️は長く

景徳鎮のレタスチャーハン830円

きのうは試合前に食べた中華街のメシがヘビーで、帰宅してからも満腹感が続き、缶ビールと缶チューハイを1本ずつ飲んだらバタンキュー。
そうしたら、一夜明けた今朝はいつも以上に空腹感が募り、朝ご飯を食べてからも腹がグーグー鳴る。

空きっ腹を抱えたまま、きょうもDeNA-ヤクルト戦の取材のため、午後イチでハマスタへ。
小池都知事は不要不急の外出自粛を呼びかけていますが、その割に京浜東北線の乗客はそれほど減ってません。

早い時間に昼食を食べると試合前にまた腹が空き、一日4食になってしまうかもしれないので、午後4時ごろまで延々と我慢。
ハマスタのネット裏で顔見知りの記者やアナウンサーと雑談に興じ、ひたすら空腹感を紛らわせました。

で、4時過ぎに食べたきょうの試合前メシは〈景徳鎮〉のレタスチャーハン。
町中華やハマスタの関係者食堂で出てくるチャーハンとは随分と見た目が違い、ご飯もパラパラしてるんですが、これがあっさりしていて結構うまい。

カフェ〈&9〉の前で自撮りツーショット

4時半からハマスタ近くのカフェ〈CRAFT BEER DINING &9〉へ足を伸ばし、約束していた土肥志穂さんと(確か)16年ぶりに再会。
2000~2010年、JSPORTSのツール・ド・フランス生中継でチームカーに乗り込み、毎ステージ、熱く元気に、詳しく興味深いリポートを届けていたスポーツライター、と言えば、まだ覚えているロードレースファンも少なくないんじゃないでしょうか。

土肥さんはA先生と同じ広島出身で、バリバリのカープ女子でもある。
現在は家庭に入り、奥様兼一児の母として頑張っているそうですが、機会があったらまたスポーツの世界に戻ってきて、才色兼備のパワーと明るさを発揮してほしいものです。

夕暮れ時のハマスタはいつもいい雰囲気

その土肥さんがしきりに残念がっていたのが、東京オリンピックの延期。
今年からハマスタの左右両翼に増設されたウイング席も、オリンピックのために作られたもので、本当なら3月の開幕直後からギッシリ埋まっていたはず、と思うと、実に寂しい。

もっといろいろ突っ込んだ話もしたかったんですが、ナイター前だったため、1時間ほどで楽しいトークを終了せざるを得ず。
土肥さんとは、今度はビールでも飲みながら、と約束してハマスタへUターン。

DeNAはきのうまで7連敗中で、観客が入るようになってから、この本拠地でもまだひとつも勝ち星がない。
きょうはローテの柱・浜口が先発し、ヤクルトの先発がまだ勝ち星のないイノーアという組み合わせだから、何としてもこの試合で連敗をストップしたいところ。

しかし、こういうときに限って頼りにしたい先発がピリッとしないもので、浜口は初回から四回まで四球やヒットで先頭打者を出塁させてしまう。
DeNA打線が佐野の4番初本塁打、女房役・髙城の5年ぶり本塁打などで二回までに3点を取ったのに、浜口が3回3失点ですぐにリードを吐き出してしまった。

七回に柴田の2点タイムリーで突き放したかと思ったら、五回には村上にソロ本塁打を浴びてたちまち1点差に迫られ、六回には坂口のタイムリーで同点に、う〜ん…。
その後、延長十回までいって、結局は引き分け。

それでも、ラミレス監督は「投打が噛み合ってきたし、勝利はすぐそこに見えている」と前向きな姿勢を強調。
いやあ、きょうは今シーズン一番のタフなゲームだったわ~。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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