【きょう14日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』267

今週から『赤ペン!!』は通常通り、毎週月曜出稿、火曜掲載に戻ります。
コロナ禍の中、とにもかくにもプロ野球が開幕にこぎつけ、火曜〜日曜に試合が行われており、水曜〜月曜の紙面を日々の動きで作れるメドが立ったため。

もっとも、安心してばかりはいられませんけどね。
とくに、A先生の暮らしている東京の新規感染者数は連日3桁に達していて、このままではプロ野球もまた無観客に戻さざるを得なくなるんじゃないかと、正直、毎日気が気ではない。

さて、通常営業に戻った当コラムのテーマはお約束の広島カープ。
11年目を迎えた〝プリンス〟堂林(27)は今年こそ一軍に定着できるのか、それともやっぱりまた〝一・五軍〟の選手に逆戻りしてしまうのか。

今季は6年ぶりに7番・一塁で開幕スタメンに入り、2試合目で4安打と爆発。
8日には本拠地のDeNA戦で久しぶりに三塁を守り、同点タイムリーに逆転満塁3号本塁打を放った。

まだ14試合目だったとはいえ、この時点で打率4割1分5厘は堂々のリーグ1位にして12球団トップ。
この活躍が本物であってほしいと願う一方、また尻すぼみに終わるのではという一抹の不安も拭えない。

それというのも、かつては名伯楽と呼ばれた数々の指導者にサジを投げられた時期もあったから…この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポでお読みください。
朝刊の九スポは明日掲載予定です(別の曜日に延びることもあります)。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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