ベイスターズは天気も野球も雨☔️のち晴れ☀️

試合開始時、爽やかに晴れ上がった神宮球場

開幕後、午前中は結構強い雨が降っていたのに、午後から雨足が弱まって、試合が始まるころには上がっている、というパターンが多い。
ただ、降っている間は、試合開始までにやむかどうかはわかりません。

1日の神宮でのヤクルト-広島戦は、試合中も雨が降ったりやんだりで、しかも一時は土砂降りに加えてすごい強風。
おかげで臨時記者席の2階ネット裏席に雨が吹き込み、パソコンやスコアブックが濡れちゃうものだから、傘を差して仕事をしなきゃならなかったほど。

そこで、きょう、同じ神宮のヤクルト-DeNA戦の取材には、雑巾をポリ袋に入れて持参しました。
これがあれば、たとえ座席が雨に濡れてもすぐに拭き取ることができるから。

こういうどっちつかずで予測不能の天気は、監督の選手起用にも微妙な影響を与えるようです。
DeNA・ラミレス監督はきょうの試合前、一度はオースティンをスタメンから外したことを明言。

オースティンは前日の試合前に左太腿の張りを訴え、大事を取ってベンチスタートとなっていた。
きょうは7割方回復しているものの、雨でアンツーカーがぬかるんだり、人工芝が滑ったりする恐れがあるので、念のために2日続けてラインナップへの復帰を見送った、というわけ。

ところが、試合が始まるころにはご覧のようないい天気で、オースティンの状態も問題ナシ。
報道陣に届けられたDeNAのスタメン表には、3番のところにしっかりオースティンの名前が書いてありました。

もっとも、結果は無安打1四球とパッとせず。
その代わりにと言おうか、オースティンの前の2番に入ったソトが五回に満塁本塁打を放って打のヒーローとなっている。

投のヒーローは七回までヤクルト打線を零封した平良。
これで3試合すべて好投が続いており、だいぶ逞しくなってきた。

というわけで、ベイスターズにとっては天気も野球も〝雨のち晴れ〟。
なお、持参した〝マイ雑巾〟はもちろん使わずに済みました。


スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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