プロ野球の開幕後、初めて東京ドームへ巨人の公式戦を取材に行ってきました。
開幕2カードのハマスタ、先週末の神宮に続いて、関東にあるセ・リーグのホーム球場には全部足を運んだことになる。
東京ドームでは、隣席との距離さえ空ければ内野スタンド内にある記者席が使えるので、昨年までと比べても違和感は少ない。
このBlogも、グラウンドとモニターの両方を見ながら書けるしね。
しかし、お客さんのいないスタンドの光景は、目が慣れるまでにちょっと時間がかかった。
ここでは内野スタンドにオレンジ一色のレプリカ・ユニフォームと黒いボード、外野スタンドにオレンジと黒のボードを配置。
これで内野2階席にGIANTS、1階席に2020、外野席にWITH FANSといった文字を作っている。
この内野のオレンジ色があまりに鮮やかで、秋の紅葉ではないけれど、終始目に染みて、何となく落ち着かないのですよ。
ただ、ホームランの打球が外野スタンドに飛び込むと、オレンジや黒のボードが〈ストラックアウト〉みたいに弾き飛ばされる、というのはなかなか面白い趣向ではある。
二回に巨人・中島の一発が出たとき、「ははあ、巨人の人たちはこれをやりたかったのか」とひとりで納得してしまった。
一塁側、三塁側の最前列には、これまたオレンジ色の布がかけられたステージが設置されている。
この上でチアガールのチーム・ヴィーナスが軽快なダンス、マスコットのジャビット・ファミリーがテレビの前のファンを盛り上げるパフォーマンスを披露していた。
毎年東京ドームで行われる都市対抗野球でもこういう舞台が作られ、大会名物の応援合戦を展開。
また、台湾プロ野球ではここにスタジアムDJとチアガールが登場してファンを盛り上げているから、そのあたりからヒントを得たのかな。
一部ファンからSNS上で「不動産会社のCMのよう」という声も挙がった選手紹介映像は、すでに練習試合から使われていた。
A先生としては、マーベル・スタジオ映画の予告編みたいで悪くないと思いますけどね。
その映像の7番・レフトには、交換トレードで楽天から移籍したウィーラーが登場。
撮影が間に合わなかったらしく、静止映像を使った簡単なものだったが、ハクション大魔王と異名を取るご面相だけに、なかなかインパクトがありました。
さて、肝心の試合は、最近好調のDeNAが初回に巨人・戸郷から2点を先制。
先発・浜口が六回まで1失点に抑えていたのでこのままいくかと思ったら、ここで巨人に逆転されてしまった。
この展開が何とも不可解で、巨人・丸を併殺打に仕留め損ね、1死一塁となったところで、突然ラミレス監督が浜口を国吉に交代。
国吉は坂本に四球を与え、岡本に同点タイムリー、パーラに逆転タイムリーとつるべ打ちに遭った。
A先生としては、今年のベイスターズは巨人追撃の一番手になると期待しているのですが…。
この続きはBlogには載せられないので、近いうちに仕事で書きます。