東京スポーツ『赤ペン!!』263

来週の19日、プロ野球が開幕するまで、いよいよあと1週間。
無観客でスタートする今季は、テレビ中継を通してファンを喜ばせるパフォーマンスが例年以上重要になる。

練習試合でも、ソフトバンク・松田は「熱男〜!」、西武・山川は「どすこ〜い!」をガラ~ンとしたスタンドやテレビカメラに向かって連発している。
他球団からも、もっとこんな選手に出てきてもらいたい。

などと考えていたら、DeNA・ラミレス監督が突然得意の〝一発芸〟をプチ復活させた。
先週4日、楽天との練習試合後、オンライン囲み取材が終わる間際、不意に「ゲッツ」をやって見せたのだ。

振り返れば、いまの日本プロ野球界で、これほどパフォーマンスがファンの記憶に残っている人物もほかにいない。
果たして、本番では久しぶりにお得意の「アイ〜ン」「ゲッツ」全開となるのか?

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なお、朝刊の九スポは明日掲載の予定です。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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