練習試合取材、4試合目は東京ドーム

デーゲーム開始1時間前、東京ドーム周辺は人影もまばら

やっと東京ドームで練習試合を観戦することができました。
本当なら今週水曜、2試合目を取材する予定だったんだけど、坂本、大城の新型コロナウイルス微陽性反応で中止になっちゃったもので。

最近は感染拡大防止のため、どこの球団でも球場へ入れる報道陣の人数制限を行なうなど、新たな取材上のガイドラインが設けられた。
その内容も、室内球場の東京ドームと屋外球場の横浜スタジアムとでは、細かな決まり事が異なっている。

入れる記者の人数は、ハマスタが1社2人と一律で決められているのに対し、東京ドームは社によって4〜5人から1人までと幅がある。
スポーツ紙の担当記者がDeNAは基本的に1社1人であるのに対し、巨人は各社3〜5人と多いためでしょうね。

その半面、ハマスタは試合開始5時間前から受付できるが、ドームは1時間前にならないと入れない。
室内球場だけに、報道陣が密状態になる時間をなるべく短くするためかな。

また、各球場で義務づけられている健康状態のチェックシートに関するマニュアルも違う。
ハマスタは入場時にすべて記入して提出するけれど、ドームではチェックシートに滞在時間の項目があるため、試合後に出して帰ることになっています。

記者席のモニターと健康状態を記入する「東京ドーム記録表」

試合では巨人の4番・岡本が、左足打撲から復帰2試合目で勝ち越しスリーラン・ホームラン!
それもヤクルトの先発・小川から、インコースを攻められた直後の球、外角へのカットボールをきっちり捉えて右翼席中段へ。

まだ大城が休養している中、先発マスクをかぶった小林も本塁打をかっ飛ばし、途中から出場した炭谷も2安打して気を吐いた。
育成から支配下選手となった沼田も八回に登板、1イニング2安打無失点と気合の入った投球を見せている。

ただ、先発の新外国人サンチェスはピリッとせず、8安打4失点、五回途中で降板となった。
開幕ローテの2番手候補だそうだけど、リリーフした桜井を昇格させたほうがいいんじゃないかしらん。

試合後の囲み取材はDeNA、楽天と同様、巨人もヤクルトもオンライン。
両球団の広報担当のみなさん、いつもご協力ありがとうございます!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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