荒川河川敷のタヌキ3きょうだい🦝

きのうの午後からきょうの午前中にかけて、来週から始まるプロ野球の練習試合の取材準備に追われた。
新型コロナウイルス感染防止のため、われわれが取材する場所も方法も、今後は大幅に変わる。

しかも、関東首都圏だけでも、東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアムなど、各球場によって取材対応のマニュアルが異なる。
そういうガイドラインを確認するため、各球団の広報担当や各メディアの担当記者にも連絡を取り…以下略。

きょうはとりあえず、某球団の試合後の囲み取材用オンラインシステムにアクセスできることまで確認できたら、もう頭がパンク状態。
これなら何とかなるかな、と思いながら、午後は自転車で外出し、いつものように荒川河川敷を流してきました。

草サッカーも試合再開

荒川河川敷では、早くもサッカー場で試合が行われていた。
両チームとも台湾のチームらしく、中国語で声を掛け合っており、ネーム入りのユニフォームを着用していて、黒人の選手も混じっている。

久しぶりの荒川河口の風景

最近は向かい風が強いため、清砂大橋のポイントで切り上げることが多かったんだけど、きょうは久しぶりに河口まで行ってきました。
ここで折り返した直後、意外なものを発見!

スマホを近づけてもまったく動じず、この表情

わあ、タヌキだよ、タヌキ!
1匹だけかと思ったら、後ろからもう1匹出てきた。

どちらもしっかりカメラ目線?

ずっと草むらにとどまったままなので、さすがに人間を警戒しているのかと思いきや、しばらくするとノコノコと河川敷の道路に出てきた。
これに気づいた通行人、ジョガー、サイクリスト、カップルや親子連れが次々に足を止め、「可愛い〜」と言いながら写真や動画を撮影。

すかさず餌をあげていた人がいたから、餌付けされているのかもしれない。
道理で人間を怖がらないわけだ。

う〜ん、美味いってか?

このタヌキは荒川河川敷に棲んでるんだろうか?
地元の人らしき年配の女性に取材してみました。

「タヌキは全部で3匹いるんですけど、棲んでるのは土手の向こう、工場やなんかがある地域の近くらしいです。
夜はそこで寝ていて、昼になるとこのへんに出てくるのよ」

−−なんででしょうね?

「餌をあげる人がいるからでしょう。
その人たちが名前もつけてるそうですよ」

−−え〜、名前も?

「そうそう、ポン太、ポン子、ポン次郎っていうの」

以上、すべて実話です。
タヌキの動画はインスタグラムやツイッター(アカウントakasakacycle)にアップしておりますので、よかったらそちらもご覧ください。

なお、本日の走行距離は49.3㎞。
57歳の私にとっては、2〜3日置きに40〜50㎞ぐらい走るのがちょうどいいようです。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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